カルロス上杉のFX香港トレードは詐欺なのか?
FX香港トレード無料動画3話目と4話目の内容を暴露。自動売買の詳細について
前回はカルロス上杉氏、株式会社インフォブレイクの手掛けるローンチオファー「FX香港トレード」の無料オファーページや無料動画を検証レビューしました。
ネット上にはFX香港トレードの詳細を知りたいという声が多数挙がっており気になっている方が多いのは間違いありませんが、前回公開された「モノマネFX」の評判があまり良くなかったこともあり、現時点で過度な期待は禁物です。
またカルロス上杉氏の素顔が一切非公開のため素性に疑問を抱く方も多いようですが、世間に素顔を公開できない理由でもあるのでしょうか。
まぁ前回の「モノマネFX」では、オファーページに一切記載されていない「レンタルサーバー」やトレーダーを選ぶ際に月額使用料を支払う必要があり「詐欺商材じゃないか」という声が挙がっていたため、今回のFX香港トレードも同様に詐欺オファーではないかとの疑惑が浮上しているのも納得です。
加えて1話目と2話目を見終えた段階で、カルロス上杉氏の実践している裁量手法や自動売買の詳細、そして彼のトレード実績が全く公開されていないことから不透明な点が多々あるとお伝えしたかと思います。
そして今回は、前回の無料動画1話目と2話目に続き、残りの動画を全て見終えましたので3話目と4話の内容を暴露していきたいと思います。
自動売買の正体はコピートレードだった
3話目の冒頭から早くもカルロス上杉氏の謳う自動売買の詳細が暴露されていますが、「実践者からすれば自動売買だが実際は海外で3,000~3,500人のプロトレーダーがトレードしている」との発言から、FX香港トレードではモノマネFXと同様に「コピートレード」を実践することになると考えて間違いないでしょう。
ただ、100%コピートレードだけだったモノマネFXと比べると、今回はコピートレードに裁量の要素が追加された、いわば「半自動のコピートレード」ということになります。
カルロス上杉氏曰く「選べるプロトレーダーの中には5ヶ月で資金を65倍にしたり、3年間負けていない」とのことですが、その発言を裏付ける証拠は一切提示されていません。
日本で海外のコピートレードを知っている方はほとんどいないと豪語していますが、海外のコピートレードが国内で浸透していないというより国内では「禁止」されているので、初心者が海外のコピートレードの存在を知らないのは当然と言えば当然ですね。苦笑
海外のコピートレードが国内で禁止されている理由については、以前行ったモノマネFXの検証の際にお話しさせてもらっていますので、
国内におけるコピートレード事情を知っておきたいという方は以下の検証ページに目を通してみて下さい。
FX香港トレードではコピートレードと裁量トレードを同時並行で実践する可能性が高いとはいえ、「具体的にどのタイミングで裁量を加えるのか」「肝心の裁量手法のロジック詳細」にはほとんど触れられていないため、ただ単に「コピートレード+裁量」と言われても全くピンときませんね…。
3話目の最後には、今挙げたコピートレードに加えてカルロス上杉氏の裁量スキルを学べる場を提供するという話題から、次の4話目にてカルロス上杉氏の主催するFX高額投資スクールの詳細が説明されます。
コピートレードを実践するのであればモノマネFXと内容自体に大差ないはずですし、わざわざ無料オファーを公開してまで参加者を募る意図が理解できません。
FX香港トレードのバックエンドとなる「トラベルFX」の詳細を暴露
4話目ではカルロス上杉氏の実践しているコピートレードと裁量手法を学べる、「トラベルFX」というFX高額投資スクールの詳細がメインになっています。
まずはテクニカルの詳細についてですが、「トレンドが出たらトレンド手法」「レンジになればレンジ手法」というように、その時の相場状況に応じて最も適した手法を実践するとのことに加えて、「エントリーポイントを明確にしてくれるインジケーター」を提供してくれるようです。
4話目でも手法ロジックは一切明かされておらずロジック非公開のままスクールに参加しなければならない、つまりギャンブル要素が強くなるため非常に危険だということは言うまでもありません。
そしてファンダメンタルズの詳細ですが、「各国の中央銀行の情報の取り方」「思惑の使い方をどう知るか」「トレードを行う上での戦略をどう組み立てていくか」を教えてくれるとのことです。
とはいえ、それ以上の詳細については参加しなければ全く不明なままとなっています。
また「相場心理をどのように探っていくのか」も合せて指導してくれるということですが、
相場心理は週単位で変わっていくため長期間のファンダメンタルズと短期間の相場心理を合わせることでトレードの精度を増すことができると明言しています。
つまり、カルロス上杉氏の裁量手法では「ファンダメンタルズに重点を置いた相場分析」がメインとなる可能性が高いわけですが、カルロス上杉氏の考える相場心理やファンダメンタルズの判断ノウハウの詳細が明かされていないため、依然として詳細は不明なままですね。
ちなみに売買動向では「買いもしくは売りポジションの箇所」「オプションの位置や大きさ」を探る方法、「ポジションの持ち方」では「ナンピン、両建て」などでトレードの幅を広げる方法、そして「資金管理」では「元本をどのように回収して利益を増やしていくか」「儲けるためにどういう資金管理をすべきなのか」を学べるということですが、この辺に関する詳細も点時点は不明なので何とも言いようがありません。
そしてトラベルFXのカリキュラム期間は半年間となっており、始めの3ヶ月は手法を覚えることに専念し、残りの3ヶ月は実践を交えてサポートを行っていくということです。
また、サポート内容については「メール・電話・リアルタイムチャート解説サポート」が設けられていますが、これは他のスクールでも設けている場合が多いので特別取り上げる必要もないかと思います。
このように多数のコンテンツが用意されているトラベルFXですが、1~4話目を通じて手法ロジックの詳細やフォワード実績は一切開示されていないので、謳われている数字や結果が果たして事実かどうかすらも全く判断できない状況です。
ただ淡々とインタビュアーとの対談が進行するだけなので、「カルロス上杉氏が本当に1,000万円以上稼げているのか」「コピートレードでの実績はどうなのか」などといった、手法の優位性を判断するための重要な証拠が一切非公開のまま全ての動画が終了してしまいました。
正直、観ている側からすれば煮え切らないというか、曖昧で不親切な印象を強く受けてしまう内容となっていました。
FX香港トレードのバックエンドとして用意されているトラベルFXですが、先ほども述べたように手法ロジックの詳細やフォワード実績が一切開示されていないので、カルロス上杉氏の発言には全く信ぴょう性が感じられません。
よって、カルロス上杉氏のFX香港トレード(トラベルFX)もモノマネFXと同様に、危険なオファーである可能性が非常に高いと言えます。
前回検証レビューを行ったモノマネFXの世間での評判の悪さを知っていれば、高額な料金を支払ってまでトラベルFXに参加しようとは思わないはずですが、万が一トラベルFXへの参加を検討している方には、現時点では不透明な点がありすぎるのでくれぐれも焦って参加しない方が懸命だと断言させて頂きます。
後々になって後悔しないように慎重に見極めてもらえればと思います。
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