佐藤耕一郎のP-PIM(ピム)を検証レビュー
「幸運のカニ」を知ることで毎月30万円を得られる手法
今回検証レビューを行うのは株式会社アクセスから発行されたFX商材「P-PIM(ピム)」というもので、佐藤耕一郎氏という人物が講師を務めています。
佐藤耕一郎氏の名前は私だけでなく殆どの方が初めて耳にするのではないでしょうか。
佐藤耕一郎氏が一体どんな人物なの気になっている方が多いかと思いますが、オファーページは長時間動画のみで構成され彼の素性は一切明かされていないため、現時点では全く不明です。
しかも動画の冒頭から「幸運のカニ」などと全く意味不明なセリフに始まり、老後の不安や経済的な不安を煽るだけ煽り、次第にFXの話題に移っていくという流れですが、手法についてはほとんど触れていないので優位性を判断できません。
早くもP-PIM(ピム)を購入した方の口コミがネット上にも挙がっていますが、詳細を理解しないまま勢いだけで購入したという方が非常に多いようです。
オファーページが長時間の動画のみで構成されており検証しづらいことは言うまでもありませんが、ひとまず現状知り得ている情報を元に検証を進めていくことにします。
まず手始めに、P-PIM(ピム)のオファー概要をまとめると以下のようになります。
「幸運のカニの存在を知った方はFXで毎月30万円以上の利益を得られる」
「佐藤耕一郎氏の開発したシステムを使用することで誰でもFXで勝てるようになる」
「FXだがFXでない投資法さえ知れば、FXの知識がなくても勝ち続けられる」
「P-PIM(ピム)の手法を実践して勝てなければ3万円が受け取れる」
これらはオファーページの動画から抜粋したわけですが、全体を通して「老後の不安」や「経済的な不安」を煽るだけで手法の核心についての説明が一切ないという、非常に「投資とは全く関係ない」内容となっています。
しかも「FXで必ず勝てないのはゼロサムゲームだから」などと多くの方が知っていることだけを淡々と説明し、佐藤耕一郎氏の「FXだがFXでない投資法」を実践することで「誰でも勝てる、誰でも同じ結果が出せる」と謳っているだけで全く信ぴょう性がなく手法の全体像が全く見えてきません。
冒頭から「幸運のカニ」などと意味不明な発言をしている時点で、全く中身のない「インチキ商材」の可能性は極めて高いと言っても過言ではありませんね。苦笑
■佐藤耕一郎のP-PIM(ピム) 公式オファーページはこちら
P-PIM(ピム)で学べる手法の詳細は全く不明
では続いて、P-PIM(ピム)で学べる手法の特徴について検証を進めていきます。
先ほど述べた通り動画内では手法の詳細についてはほとんど解説されていませんが、動画の途中からオファーページのリンクが出現しページを閲覧できるという非常にややこしい仕組みになっています。
とはいえオファーページに記載されているのは動画の前半にあった「老後の不安」や「経済的な不安」、そして参加者が受け取れるコンテンツだけなので全く以って参考になりませんね。
ちなみにP-PIM(ピム)の正式名称は「元本保証の資産運用術(Principal-Protected investment method)」だそうです。
これが佐藤耕一郎氏の明言する「FXだがFXでない投資法」の詳細とのことですが、表現が非常に曖昧すぎるので何を伝えたいのか全く判断できません。
その上でP-PIM(ピム)では
①安全性が高い
②心理的負担が少ない
③損切りが存在しない
④相場分析を行う必要がない
⑤専門知識や経験不問
⑥レバレッジの高さが魅力的
⑦投資対象が多すぎず少なすぎない
⑧24時間取引時間が設けられている
以上8つの特徴(メリット)があると謳われており、危険保険をかけているので一切の不安がなく安定した運用が可能だと謳っていますが、依然として不透明な内容であることに変わりはないので、先ほどと同様に全く参考にならないと言わざるを得ません。
またP-PIM(ピム)では「通貨の相関性」を利用したトレードを行うということで、佐藤耕一郎氏が行った約8年半のバックテスト結果では勝率97.8%を記録したとのことですが、バックテストの結果などいくらでも操作できるのでバックテスト結果ではなくフォワードテストの結果を公開すべきではないでしょうか。
さらに動画内では「キュウリとナスの値段の相関性」について解説され両者の相関性を示すグラフが表示されていますが、相関性の解説をするならばトレードで主に使用する通貨ペアの相関性を解説した方がはるかに賢明ではないかと思います。
いずれにしても、これだけ長時間の動画を見せられて手法の詳細が非公開というのは正直言って論外ですし、購入を検討するだけ資金と時間の無駄だと言っても過言ではありませんね…。苦笑
佐藤耕一郎とは何者なのか
P-PIM(ピム)で講師を務める佐藤耕一郎氏はトレード歴14年を誇る“自称プロトレーダー”と紹介されており、FXを始めてから7年間はずっと負け続けていたそうです。
しかし株式投資のメルマガを購読したことがキッカケで「投資で成功するための秘訣」を知り、その後2週間足らずで偶然「FXで負けない土俵」を発見し、そこから勝ち続けることに成功したとのことです。
FXの世界で「勝ち組」と呼ばれるトレーダーも最初は思うように勝てないのは当然なので、佐藤耕一郎氏がFXで勝てるためにどれだけ努力したかは知りませんが、もし本当に勝てる手法を構築したのであれば具体的なロジックを包み隠さず公開すべきですね。
購入する側(購入する方はいないとは思いますが…)からすればそれなりに高額な料金を支払うわけですから、販売する側もそれなりに勝てる情報をきちんと開示すべきではないでしょうか。
ちなみに佐藤耕一郎氏について調べてみましたがプロトレーダーであるという裏付けは取れておらず、彼に関する情報がほとんど見当たらないのが現状です。
むしろ「P-PIM(ピム) 佐藤耕一郎」で検索をかけると全く中身の無い「ステマブログ」ばかりが見つかるだけなので、経歴に関してはほぼ情報がなく彼が本当にトレーダーとして生計を立てているかどうかも定かではありません。
まぁ100歩譲って佐藤耕一郎氏が本当にFXで勝てていると仮定すれば、直近のトレード実績を堂々と公開するはずなので彼の経歴や実績については全く信ぴょう性が感じられませんね。
それに加えて、既にP-PIM(ピム)を実践した方のコメントが掲載され「投資金30万円で1日10分のトレードをした結果、1ヶ月で64万円(約200%)の利益が出た」とのことですが、それだけの利益を証明できる実績も公開されていないので全くアテになりません。
これだけ不透明な点が多いP-PIM(ピム)では、教え通りに実践したにも関わらず勝てない場合は3万円が受け取れるキャンペーンを実施しています。
これは返金保証ではなく期間限定のキャンペーンで「参加者が増えれば告知せずに終了する」と謳われているので、キャンペーン終了後に参加して勝てなくても泣き寝入り以外に選択肢が残されていないということになります。
もはや「不親切」という言葉しか思いつきませんね…。
また、300名限定で受け取れる特別レポートが受け取れるとのことで早速中身を確認したところ、内容自体は『年利60%も可能な投資案件』とは名ばかりで単なる税金の節約術が簡単に書かれているだけという非常に薄っぺらいレポートとなっています。
この程度のことなら少し調べれば誰でも分かる内容なので、正直言って『年利60%も可能な投資案件』は申請するだけ時間の無駄ですね。
当ブログでは様々なFX商材を取り上げて検証していますが、P-PIM(ピム)はその中でも特にいい加減で、ロジック詳細や直近のフォワードテスト結果が一切公開されていないため手法の優位性を明確に判断できないので、「購入を検討するだけ時間の無駄だ」と断言しておきます。
明らかに参加者を馬鹿にしているのが見え見えなので私の記事をお読みになった方の中には購入を検討する方はいないとは思いますが、P-PIM(ピム)はもちろん佐藤耕一郎氏には今後も関わらない方が身のためでしょう。
■佐藤耕一郎のP-PIM(ピム) 公式オファーページはこちら
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