クロスリテイリング株式会社 ミリオネア・トレードFXの優位性を検証
ミリオネア・トレードFXがネット上で話題になっているが…
前回はクロスリテイリング株式会社から発行され、現役プロトレーダーのダイスケ氏が講師を務める「ミリオネア・トレードFX」のオファー概要や少し前に公開されたローンチオファーである「FX情熱大陸」について検証レビューを行いました。
販売開始直後こそインフォトップランキングで1位を獲得したものの、数日足らずで5位以下に転落しており早くも需要が低下していることが伺えます。
一部では「FXトレンドフォロー完全攻略ロジック」や「トレンド・ストライクFX」の手法と全く同じとの声が挙がっており、焼き増し商材である可能性は非常に高いわけですが、今回は新たに開発したツールが採用されているとのことで過去商材の手法のデメリットをどのように補っているかも注目です。
まだ前回の検証レビューを読まれていない方もいると思うので、以下を読み進める前に一度目を通しておいてください。
前回はミリオネア・トレードFXの手法に関してあまり触れていないので、今回は設けられているトレードルールや手法ロジックを検証した上でどれほどの優位性を秘めているかを検証してみたいと思います。
■ダイスケのミリオネア・トレードFX 公式オファーページはこちら
ミリオネア・トレードFXのトレードルールや手法ロジックを検証
ミリオネア・トレードFXでは移動平均線とパラボリックのみを使用し、トレンドフォローをベースとした半裁量のシストレ手法となっています。
そして今挙げた2つの指標を参考に分析を行い
①移動平均線とパラボリックの位置を見てエントリー
②パラボリックに合わせてトレーリング
③パラボリックの上下が入れ替わったら決済
という実にシンプルなルールに従ってトレードを繰り返していきます。
移動平均線を使用するので過去の商材と同じく「グランビルの法則」に基づいたロジックが基本となっており、パラボリックを使用することから「途転(ドテン)」を行っていくと思われます。
ただ、グランビルの法則やドテンに関しては明記されていないので個人的な見解になりますが、前作までの手法とほぼ同じということから今挙げたロジックがメインになっていることは間違いありません。
ちなみにパラボリックは「SAR(ストップ&リバースポイント)と呼ばれるラインを用いたトレンドフォロー型の指標で、SARと実際の価格の交差するポイントが売買転換点を表します。
大きなトレンドが発生した際は非常に有効なパラボリックですが、レンジ相場になると頻繁にシグナルが表示されるのでダマシが多くなるというデメリットがあります。
そこでミリオネア・トレードFXの一番の目玉と言えるツールが登場するわけですが、これらの3つのツールによってレンジ相場でのエントリーを回避し無駄なエントリーを少なくすることが可能とのことです。
3つのツールはそれぞれ「トレンドメーター」「マルチタイムパラボリック」「Wトレンドサーチ」となっており、トレンドの強弱を視覚的に捉え複数の時間足を表示させることでより大きな利益が見込め、相場の方向性を読み取って勝率アップにつながるよう設計されているとのことです。
これらは元々ダイスケ氏が自身のトレードで使うことになっていたが、「トレンド・ストライクFXの人気が高くそれ以上の内容でなければ販売できない」とFX‐Jin氏から告げられ、新たに開発したオリジナルツールをやむなく導入した経緯があるようです。
まぁ本来は導入しない予定だったツールを使用することで「トレンド・ストライクFX以上に勝ちやすい手法」と言われればそれまでですが、もしそうならオファーページにまともなフォワード実績を開示するのが先決ではないでしょうか。
この実績データをご覧頂ければお分かりの通り、数字だけで構成されたものなので内容としては不十分です。
それ以外にも直近の利益を証明する実績も掲載されていますが、「注文区分」と「決済損益合計」以外はモザイクがかかっているのでトレードを行った日付やlot数・約定後の価格などは一切不明というわけです。
これだけ不十分な実績を公開されて「誰でもミリオネアになれる」と謳われても全く説得力が湧きませんし、信ぴょう性はほぼゼロと言っても過言ではありませんね。
それもそのはずで、実践者によって資金量は異なりますしトレードに充てられる時間も異なります。
以上のことから、実践者全員がダイスケ氏と同じだけの利益率を狙えるはずがなく、確実に勝てる可能性は非常に低く、ミリオネア・トレードFXの手法で資産1億円を達成するなど到底不可能ということです。
ミリオネア・トレードFXの手法の再現性・優位性はどうか
先ほどの続きになりますが、ダイスケ氏と同じだけ勝てる可能性は非常に低いことから考えて再現性が低いことは間違いありません。
では優位性に関してはどうでしょうか。
まず、トレードルール②の「パラボリックに合わせてトレーリング」というところに注目してみてください。
トレーリングストップとは逆指値注文において「値動きに合わせて損切り幅が切り上がる(切り下がる)決済方法」を指します。
先ほどパラボリックについて簡単に説明しましたが、パラボリックだけではレンジ相場でダマシが発生しやすく勝ち続けることは困難なので、それを補うためのツールとして「マルチタイムパラボリック」が用いられていると考えれば、それなりに理に適っていると言えます。
しかしダイスケ氏のようにトレード経験が長く裁量のスキルを持っていれば勝ち続けられるかも知れませんが、FX初心者が実践するとなるとどうでしょうか。
「パラボリックの基本」を理解した上で「ダマシが発生しやすい」というデメリットが前提でドテンのタイミングを裁量判断してエントリー・決済を行わなければならず、初心者ではとても使いこなせないということです。
レンジ相場に弱いというパラボリックのデメリットを補う形でエントリー・決済のタイミングを計りやすくするためにツールを用いるという意味では、それなりに優位性が高いことは認めます。
しかし先ほども述べた通りで、FX初心者がダイスケ氏の手法を実践したところで短期間で勝ち続けられるようにはなりませんし、謳われている数字だけ勝つことはまず不可能ではないでしょうか。
以上のことからミリオネア・トレードFXは「優位性はそれなりに高いが、再現性は極めて低い」というのが私なりの見解です。
まぁインフォトップの売れ筋ランキングで1位を獲得していたため多くの方が気になっていることについては納得ですが、どうしてもミリオネア・トレードFXを購入したいという方は、実践して本当に勝てるかどうか今一度精査した上で購入判断を行った方が良さそうですね。
とはいえ、個人的には再現性の低さやダイスケ氏の手掛けた過去商材と全く同じ手法という点を踏まえて、実践したとしても満足のいく結果は期待できないためおすすめしませんが…。
■ダイスケのミリオネア・トレードFX 公式オファーページはこちら
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