トレンドハンターFX eラーニングスクールへ参加するべきなのか?
トレンドハンターFX eラーニングスクールへの参加を検討している方が続出
前回はFX-Jin氏率いるクロスリテイリング株式会社発行、現役プロトレーダー関野典良氏が講師を務める「トレンドハンターFX eラーニングスクール」のオファー内容、そして以前販売された「トレンドハンターFX(トレハンFX)」との比較を行いました。
トレンドハンターFX(トレハンFX)やトレンドハンターFX eラーニングスクールを手掛けているのがFX業界でも評判の高い関野典良氏であることや、人数制限が設けられていることから参加を検討している方が比較的多い印象を受けます。
前回のレビューでは、トレンドハンターFX eラーニングスクールで学べる手法について簡単に説明しましたが、手法自体はトレンドハンターFX(トレハンFX)とほぼ代わり映えしないと言っても過言ではありません。
加えて両商材のコンテンツを比較したところ、全てにおいて似通った内容であることから「スクールに参加して本当に学ぶ必要があるのかは疑問が残る」とお伝えしました。
「ロジックさえ分かれば簡単に勝てるようになる」と言っておきながら「実際は裁量スキルがなければ勝ち続けることは難しい」と何らかの理由を付けてバックエンド商材を売り込むのがFX-Jin氏のやり方なので、何も今に始まったことではないにしてもこのような売り方は個人的にはあまり好きではありませんね…。
とはいえ購入者の中には謳われている文言や数字を鵜呑みにしてしまい購入に至ってしまうというケースが非常に目立ちます。
そういった理由から明確な証拠を提示せずに非現実な数字を掲げ、完全に初心者をターゲットにした売り方ばかりしているクロスリテイリング株式会社(FX-Jin氏)に、半ば呆れている方が多いのもまた事実です。
そんなことはさておき、トレンドハンターFX eラーニングスクールで学べる手法がどれだけ優位性が高いのか、改めて検証レビューしていきたいと思います。
■トレンドハンターFX eラーニングスクール 公式オファーページはこちら
王道的な手法を掲げる関野典良。手法の優位性は本当に高いのか
前回も少し触れたように、トレンドハンターFX eラーニングスクールは関野典良氏の手法を1年がかりで学べる高額投資塾となっています。
ロジックは明確なトレンドフォローでありながら、2本の移動平均線やレジサポライン・トレンドラインを引いて相場分析を行い、押し目買い・戻り売りを狙ったスイングトレードがメインとなっています。
使用する時間足は4時間足と日足がメインですが、それ以外の時間足を使った分析方法も解説されているとのことです。
複数の時間足で分析することで、トレンドの有無をより明確にできる点は評価ポイントではないでしょうか。
また、オファーページに「ポンド/ドル・豪ドル/米ドル」を使用したリアルトレードを特典動画として公開していること、トレンドハンターFX(トレハンFX)の方にはユーロや日本円の記述があることから、実際は「日本円・米ドル・ユーロ・英ポンド・豪ドル」を使用する可能性が高いと言えます。
加えて「ピラミッティング」と呼ばれる手法を用いることにより、トレンド相場の中で利益を何倍にも膨らませることが可能だと謳われています。
ピラミッティングとは「エントリー後に相場が予測した方向へ進んだことを確認してポジションを積み増していく方法」のことで、ポジションを増やす分だけ利益を最大化できます。
一見すると優位性の高い手法に感じますが、ピラミッティングが必ずしも効果的に働くとは言い難いので、関野典良氏の手法が決して万能だとは言えません。
では、ピラミッティングの一体どこに問題があるのでしょうか。
ピラミッティングにはトレンド相場では利益を最大化できるメリットがありますが、当然ながらデメリットも存在します。
ピラミッティングを行う際は「一番初めに大きなポジションを取り、徐々に小さくポジションを取っていく手法」なので都合よくトレンドが継続すれば大きな利益を得られますが、逆に相場が反転すれば大きな損失を被る可能性があります。
つまりピラミッティングが成功するためには、トレンドが強く長期間継続していることが大前提なのです。
要は、トレードに慣れていないうちから大きなポジションを持つと、それだけリスクが高くなりトレード自体が難しくなってしまうということです。
ここで「ナンピンとの違いが何なのか」も合わせて説明しておきますが、ナンピンとは
「損失が出た場合に損切り幅を少なくするために、再度買いでエントリーを入れる手法」
のことを指しており、含み損が膨らんだ場合に損失を受け入れしっかりと損切りができる余裕がなければ、初めから実践しない方が良いとされています。
つまりナンピンもピラミッティングと同様に、投資の知識が乏しい初心者ではリスクが高く、それなりに高度な裁量のスキルが要求されます。
以上の点を考えても、トレンドフォローをベースとして移動平均線やレジサポライン・トレンドラインを引いて相場分析を行うのは堅実的で優位性の高いな手法ですが、初心者のうちからピラミッティングを実践するのは決して好ましくないということですね。
結局、トレンドハンターFX eラーニングスクールには参加すべきなのか
ピラミッティングがリスキーで難易度の高い手法であることは理解して頂けたかと思います。
あくまでもトレンドの勢いが強く長期間継続している場合のみピラミッティングを行うため、関野典良氏の手法を完全に否定しているわけではありません。
実際のところ関野典良氏はFX業界でも比較的有名なトレーダーなので、ピラミッティングを使った手法で現在でも安定して勝てているのかも知れません。
ですがそれはあくまでも関野典良氏に限った話であって、初心者がたった1年間学習しただけで彼の手法を100%習得しピラミッティングを使いこなせるとは思えませんね。
断言しておきますがピラミッティングはナンピンと同じく高い裁量スキルが要求されるので、1年足らずの中途半端なスキルではトレンドの強弱を正確に見極めるのは非常に困難です。
もちろん移動平均線やサポレジライン・トレンドラインの引き方も100%理解しなければならず、関野典良氏と全く同じトレードを実現するためには数年スパンで継続して実践しなければ到底身に付かないと思っていたほうが良いでしょう。
冒頭でも述べたように、FX-Jin氏の「裁量スキルがなければ勝ち続けられない」との理由からトレンドハンターFX eラーニングスクールが用意されている可能性が高く、決して好ましい売り方とは言えませんよね。
私は何もFX-Jin氏やクロスリテイリング株式会社の存在自体を否定する気は全くありません。
ただこれまでの過去商材にも言えることですが、初めからロジックやトレード実績を包み隠さず公開すれば世間の評判も少しは回復すると思います。
今のような売り方を繰り返しているうちは「最終的に痛い目を見るのはFX-Jin氏だ」と思っているは何も私だけではないはずです。
少々話が脱線しましたが、前回のレビューでもお伝えした通り
「1日1分のトレードで利益を得られる」
「年利12,000%、年収1,000万円以上稼げる」
など謳い文句や数字が明らかに大げさですし、トレンドハンターFX eラーニングスクールに至っては2012年の短期間の実績しか公開されていないので、当時の手法が現在でも確実に通用するかどうかは正直微妙です…。
ですので、あくまでも参考程度に見ておく位が丁度良いでしょう。
またトレンドハンターFX eラーニングスクールでは、通常の月額料金24,800円のところを、特別価格として「初月4,980円(2ヶ月目~7,980円)=79,800円」で参加可能となっているため、巷の高額塾と比較するとかなりお得に感じるかも知れません。
しかし実際に学べる手法がトレンドハンターFX(トレハンFX)とほぼ同じだということを考えると、既に購入している方がわざわざ高い料金を支払ってまで参加する意味はないということですね。
■トレンドハンターFX eラーニングスクール 公式オファーページはこちら
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