円安はさらに加速するのか?どこで落ち着くのか?
現在、円安の勢いが留まるところを知りません。
実質実効為替レートで見てみると、今以上に円安が進むことは無いだろうと言われており、これ以降に円の買いが膨らんだことで、6月10日時点では1ドル=122円台まで円高が進んでいます。
ちなみに5月の終盤に差し掛かった頃には、為替相場が1ドル=124円14銭に突入しました。どうやら1ドル=124円14銭という値が、歴史的に見ても円安の節目となるようです。
1ドル=124円14銭の重要性とは?
では何故、この値が重要なのか?
それは近年で最も円安になった時(2007年6月)に付けた値で、過去の為替相場から見ても、この水準を超えて円安になることは有り得ないと言われているからです。つまり、円安のボーダーラインというべきでしょうか。
逆にこのボーダーラインを割ってしまうことになれば、過去30年近くにわたって続いた長期の円高ドル安のトレンドが転換したサインだと認識され、日本の経済が不安定になります。為替相場の水準は2008年に起こった、リーマンショック以前の水準まで戻ってきているようです。
もっとも、リーマンショック以前の水準が正しいという根拠はないようですが、アメリカ経済が徐々に回復の兆しを見せつつある為に、円安が進んでいると捉えることも出来ます。
円安が加速する原因は?
円安が加速する原因は、先程挙げたようなアメリカ経済の回復以外にも幾つかあります。
日本の国力自体が弱くなっていたり、アベノミクスによって円が大量に作られることで円の価値自体が下がってしまう、といった具合です。
しかもアメリカでゼロ金利政策の解除がささやかれており、今後、金利が上がるのではないかという見込みや、アメリカ経済が回復の兆しを見せている今、投資家たちがこぞってドルを買い集めている為、円の価値が下がっていることもその要因の一つとなっています。
1ドル130円台に到達すると?
上記の事が引き金になって円安が進んでいるのが現状ですが、国際協力銀行(JBIC)の渡辺博史総裁は、為替相場についてはアメリカの金融政策を織り込んでいる為、今後円安が進んでも1ドル=130円台までは到達しないという見方を強めています。
1ドル=130円以上円安が進んでしまうと、日本国内の物価(物の値段)が上昇するため、日本経済に悪影響が出てしまいます。
日本銀行の黒田東彦総裁が為替相場について「今以上に円安が加速することはないだろう」と発言したのをきっかけにして、ドル円相場は急速に円高が進んでいます。
6月5日時点で1ドル=124円台後半の円安値で推移していましたが、10日までに1ドル122円台まで円が買われて以降、目立って大きな変化もないことから、当面は1ドル122円~124円で落ち着くだろうという見通しが立っています。
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