FX-Katsuの秒速スキャルFXを検証レビュー
FX-Jinが代表を務める日本投資家育成機構から新商材が公開
本日検証レビューを行うのは日本投資家育成機構のスタッフ兼トレーダー、鈴木克住(FX-Katsu)氏の「秒速スキャルFX」です。
販売会社は日本投資家育成機構ですが、当暴露ブログでは以前「FXトレンドフォロー完全ロジック」を取り上げたことがあるため、日本投資家育成機構の名前は記憶にも新しいかと思います。
日本投資家育成機構はFX-Jin氏が代表を務めている会社なので、今回の秒速スキャルFXは実質的にはクロスリテイリング株式会社の新商材という認識で問題ないかと思います。
ここ最近クロスリテイリング株式会社から立て続けに新商材が販売されている為、購入者層を飽きさせないために、このタイミングで日本投資家育成機構名義で秒速スキャルFXをリリースしたのでしょう。
まぁそんなことはさておき、当暴露ブログの口コミ掲示板でも結構なアクセスが集まっているため、秒速スキャルFXが多くの方から注目を集めているのは間違いありませんね。
参考までに秒速スキャルFXの口コミ掲示板のページを掲載しておきますので、購入を見当されている方は目を通してみて下さい。。
それでは早速、具体的な検証に移りたいと思います。
秒速スキャルFXは1分足のスキャルピングがメイン
秒速スキャルFXはトレンドフォローをベースとし1分足をメインで使用するスキャルピング手法です。
1分足がメインだと言いましたが詳しくは「4時間足で相場状況を大まかに把握し1分足でエントリータイミングを探る」という、超時間足と短時間足を併用した「マルチタイムフレーム分析」が基本となっています。
そしてエントリーを仕掛ける際は、トレンドの初速から押し目買い・戻り売りを狙っていきます。
トレンドが形成されたタイミングではなく初速を狙うことで「比較的高い勝率を維持でき、損切り幅を極力小さくできる」というメリットがあるため、そこそこ魅力的なスキャルピングであるといえます。
また相場分析の際には2つのインジケーターを使用するとのことですが、オファーページには移動平均線しか記載されておらずもう片方のインジケーターが何なのかは不明です。
加えて秒速スキャルFXでの推奨通貨ペアは「ドル円・ユーロ円・ユーロドル・ポンド円・ポンドドル・豪ドル円・豪ドル米ドル」の計7種類となっていますが、実際には実践者自身の慣れている通貨ペアを中心にトレードすれば問題ないでしょうね。
これらを踏まえた上で、秒速スキャルFXでは
空いた時間にチャートを確認しエントリーチャンスを見つける
エントリー時に指値、逆指値を入れて決済を自動化する
決済されるのを待つだけ
以上の3つのシンプルな手順に沿って、機械的に淡々とトレードを繰り返していきます。
また、鈴木克住(FX-Katsu)氏のロジックでは1日に70回のエントリーチャンスが訪れるだけでなく、決められたルール通りにトレードするだけで勝率8~9割を狙えると謳われています。
手法そのものは王道的かつ堅実なことに加えてスキャルピングで勝率8~9割が狙えるということで、これから新たにスキャルピングに挑戦しようと考えている初心者からすればとても魅力的に感じるかも知れませんね。
トレンドの初速を捉えることで勝率アップが期待でき損切り幅を極力小さくできるという実に合理的な手法と言えますが、だからといって鈴木克住(FX-Katsu)氏と同等の結果を期待できるかは謎です。
というのも、オファーページには鈴木克住(FX-Katsu)氏の行った直近10回分のトレード実績と計7種類ごとの獲得通貨ペア(2016年2~7月)までの実績が開示されているわけですが、この実績だけでは信ぴょう性がほとんど感じられません。
その理由は至って明白で、いくらフォワード実績を開示しているとはいえたった10回のトレードだけで今後の相場で通用するとは言い切れませんし、通貨ペアごとの獲得pipsに関してもテキストによるお手製のものでしかなく、これらを明確な実績と呼ぶには少々無理があるからです。
テキストによる獲得pipsはここ最近のクロスリテイリング株式会社(日本投資家育成機構含む)の商材ではすっかりお馴染みとなっていますが、これらの実績だけでは手法の優位性や期待値を正確に判断することはできません。
そのためネット上には「FX-Jinの会社で新商材が販売されたけど、相変わらず真面な実績出さない」といったネガティブな口コミが圧倒的多数を占めています。
「10回のトレードで勝率100%を記録したスキャルピング手法」と大々的に謳うからには、それに見合ったもう少し真面な実績を開示すべきです。
やはり明確なデータを開示できないということは、それなりの理由があるはずですから、現時点で秒速スキャルFXのオファーページで謳われている実績や数字を鵜呑みにするのは危険です。
こういった点に関しては当暴露ブログの読者様には何度もお伝えしているので、今更警鐘を鳴らす必要もないかと思いますが念のため記載しておきます。苦笑
やはり手法の優位性や期待値を正確に判断する上で明確なフォワード実績の開示が非常に重要となるので、こういった点を非公開にするというのはどう考えても不親切としか言えません。
ザ・シークレットFX(The Secret FX)の販売からすぐに秒速スキャルFXが販売された経緯とは
今回新たに公開された秒速スキャルFXがFX-Jin氏率いる日本投資家育成機構から販売されていることは冒頭でもお伝えさせて頂きました。
販売会社がクロスリテイリング株式会社と異なるとは言ったものの、先日須藤一寿氏の「ザ・シークレットFX(The Secret FX)」が販売されてから1ヶ月足らずで新商材を販売するのは個人的にどうかと思いますね。
ザ・シークレットFX(The Secret FX)に関しては当暴露ブログの口コミ掲示板には今でも結構な数のアクセスあるため、現在でもザ・シークレットFX(The Secret FX)の購入を検討している方が多いのは間違いありません。
しかしながら、前作の購入者からしてみればザ・シークレットFX(The Secret FX)の手法を完全にマスターする前に新商材を売り込まれれることになるわけですから、普通に考えれば混乱を招きかねないのは必至です。
まぁザ・シークレットFX(The Secret FX)と秒速スキャルFXとでは手法そのものが異なるため「全くの別物」だと単純に割り切れる方は良いとしても、初心者の中には簡単に割り切れない方も当然いらっしゃるはずです。
例えば「短期間で複数の商材が販売されたが、どちらが安定して勝てるのか」などと考えた結果、どちらも購入してしまうという方は決して少なくないと思います。
前作からたった1ヶ月足らずで秒速スキャルFXを販売したFX-Jin氏の意図を完全に理解できているわけではありませんが、購入者の中には複数の商材を全て別物だと割り切れる方ばかりではないので、もう少し期間を開けて販売するといった配慮も必要だったのでは?と思ってしまいます。
ザ・シークレットFX(The Secret FX)の検証レビューでも、オファーページの冒頭から大袈裟な文言や数字を並べてそれらを裏付ける証拠がほとんど開示されていないため、確実に勝てるという確証がなく誰でも結果が出せるとは言い切れないとお伝えしたばかりです。
にも関わらず秒速スキャルFXでも「スキャルピングで勝率8~9割」「毎月100~200万円稼げる」と大袈裟に謳い、あまり参考にならない実績を開示しているところは全く変わり映えしないので、実践者全員が安定的に利益を獲得できる保証はどこにもないのが現状です。
とは言ったものの、秒速スキャルFXはまだ販売されて日が浅いため100%勝てない手法であると断言しているわけではありません。
そこだけは誤解のないようにお願いします。
ただ、優位性を判断する上で大切な情報がまともに公開されていないことは事実ですから、クロスリテイリング株式会社や日本投資家育成機構のネームバリューだけを頼りに購入判断するのはどう考えても安直としか言えません。
秒速スキャルFXへの注目度は今後、さらに高まっていくことが予想されますが、今の段階では確実に勝てるという決定的な証拠が揃っていないので参加を決断するのはもう少し待った方がよさそうです。
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