仮想通貨は安全?メリットとデメリットを考える
仮想通貨の意味を理解していますか?
当暴露ブログの読者様の多くが「仮想通貨」という言葉に聞き覚えがあるかと思いますが、仮想通貨の仕組みを正確に理解している方は決して多くはないのではないでしょうか。
仮想通貨と聞くとほとんどの方が真っ先に「電子マネー」「ネットゲームで使用できるお金」を想像するのではないかと思います。
その認識が100%間違っているわけではありませんが、かといって正しいとも言い切れません。
では仮想通貨とは一体何を指しているのか。
仮想通貨とは「ネット上で使用でき、円やドルなどの通貨と交換できる通貨」を意味しており、現在ではおよそ600種類以上の仮想通貨が存在するといわれています。
そう考えると、冒頭で挙げた電子マネーやネットゲームで使用できるお金という認識が完全に誤りとは言えませんね。
その中でも比較的流通している仮想通貨として「ビットコイン」が挙げられます。
ビットコインは中本哲史(ナカモトサトシ)氏という人物によって、2009年に仕組みが発表されたことでネットニュースでも大々的に報じられましたね。
しかしながら中本哲史(ナカモトサトシ)氏の素性は、仮想通貨の仕組みが発表されて以降ほとんど明らかになっていません。
最近ではオーストラリア在住のIT起業家であるクレイグ・スティーヴン・ライト氏と中本哲史(ナカモトサトシ)氏との関連性を結びつける文書が公開され、「ライト氏とナカモト氏が同一人物ではないか?」との見方が強まっているようです。
とはいえ、クレイグ・スティーヴン・ライト氏が中本哲史(ナカモトサトシ)氏であることを裏付ける決定的な証拠は見つかっておらず、ナカモト氏の正体が明るみに出るのはもう少し先の話になりそうです。
この話をすると非常に長くなってしまうので、またの機会にコラム記事として取り上げたいと思います。
そもそも今回なぜ仮想通貨の話題を取り上げたのかというと、2014年2月にメジャーな仮想通貨であるビットコインの取引所を担う「マウントゴックス」が、顧客から預かったビットコインを失い蒸発したことで広く報じられたことから、投資家の間で仮想通貨が「新たな投資先」になりつつあるからです。
そこで今回は仮想通貨のメリットとデメリットを挙げた上で、仮想通貨へ投資することが果たして有効か否かを検証していこうと思います。
仮想通貨のメリットとデメリットについて考える
仮想通貨のメリット・デメリットを挙げる前に、まずは仮想通貨の根幹を成す「ブロックチェーン」について説明しておきます。
ブロックチェーンの正式名称は「ブロックチェーン・テクノロジー」で、分散型のコンピューターネットワークシステムを指しています。
ブロックチェーンには様々なタイプが存在しますが、さすがにここでイチから説明するとなると膨大になってしまうので、こちらについてもまたの機会に取り上げることにしますね。
ひとまず今日のところは「ブロックチェーンは分散型のネットワークシステム」ということだけでも理解して頂ければ十分かと思います。
それでは、仮想通貨のメリット・デメリットを挙げていきましょう。
通常の通貨の場合、日本から海外へ移動する際に現地の通貨に両替する必要があるので、為替レートの変動により損をすることもあれば得することもあります。
また両替の際には手数料が発生するので、何度も両替を行えばその分手数料もバカになりません。
ですが仮想通貨には国境がなく世界中のどこにいても利用可能なので、為替レートや両替の際の手数料を気にする心配がないというわけです。
また通常の通貨では海外送金の際に手数料がかかりますし、銀行を利用する必要があるため平日の営業時間内でなければ送金が不可能、さらに完了するまでに数日もかかってしまいます。
一方仮想通貨の場合は相手と直接取引を行うため手数料を安くで済ませられ、曜日や時間を問わずいつでも送金可能となっており、送金にかかる時間もたった1時間で済みます。
一見するとメリット尽くしに思えますが、メリットがあればその分デメリットも存在します。
今回はメジャーな仮想通貨であるビットコインを例に挙げますが、ビットコインが運用され始めた当初は1BTC(ビットコインの単位)あたり数十円で購入できていたものが、最近では1BTCあたり数万円と値上がりしているとのことです。
そのためビットコインが出回り始めた頃に購入したまま放置し、数年後に大幅に値上がりしたことを確認して売却し約2,000万円ほどの利益を得た方がいるというニュースもネット上で報じられたほどです。
つまり仮想通貨購入した直後に価格が下落すればその分損をすることになるので、1つ目のデメリットとしては「仮想通貨の値段変動」が考えられますね。
また仮想通貨自体、世間に浸透し始めてから年数が浅く取り扱い店舗が少ないというのもデメリットと考えられます。
加えて政府や銀行は仮想通貨を未だに正式な通貨と承認していないので、仮想通貨の価格が急変したり送金先を間違えたとしても全て自己責任になってしまいます。
もっと言えばパソコンがサイバー攻撃を受けたりウイルスに感染したとしても、国や金融機関が保証してくれるわけではありません。
このように仮想通貨にはメリットが多いように見えて、実はデメリットも多いことが分かりますね。
では仮想通貨のメリットとデメリットを踏まえた上で、仮想通貨に投資をすることが今後有効か否かを検証していこうと思います。
投資先に仮想通貨を選択するのは果たして有効なのか
仮想通貨に投資をする場合は「円を増やすのが目的なのか」「仮想通貨を増やすのが目的なのか」を最初の段階でしっかりと決めておく必要があります。
もしも純粋に円を増やすのが目的であれば、仮想通貨対円の取引所でトレードを行うことになります。
その場合は特定の個人や団体が運営する仮想通貨取引所である「中央集権取引所」を利用しなければなりませんが、取引相手が債務不履行もしくは仮想通貨を預かったまま蒸発するといった「カウンターパーティー・リスク」に注意する必要があります。
コラム記事の前半で「マウントゴックス破たん」のニュースを取り上げましたが、この事件こそまさにカウンターパーティー・リスクの一例と言えますね。
そう考えると仮想通貨で投資を行う際は自身と取引を行う相手を100%信用しなければならないことから、中央集権取引所に長期間預けることはおすすめできません。
つまりカウンターパーティー・リスクの可能性を念頭に置いた場合、投資ではなく「投機(短期的な価格変動により利益を出そうとする)」の側面が強くなってしまうというわけです。
であれば、従来の先物取引を継続した方がカウンターパーティー・リスクの可能性は低いので、トレードに集中できると考えるのが普通ですよね。
ここまでの内容をまとめると、「円を増やすために仮想通貨に投資するのは大きなリスクがあるので、初めから手を出さない方が無難である」ということになります。
では反対に、仮想通貨を増やすのが目的ならどうでしょうか。
仮想通貨の場合、円やドルなどの法定通貨を仮想通貨に交換した後は「法定通貨に戻す必要はない」のです。
もちろん法定通貨を仮想通貨に交換するところまでは中央集権取引所を利用しますが、その後は個人の意志で違う仮想通貨に交換することが可能となります。
例えば、円を仮想通貨に交換すれば別の種類の仮想通貨へ交換できるので、特定の個人や団体が運営していない分散型の「非中央集権取引所」での取引となります。
非中央集権取引所は先に述べたブロックチェーンを採用しているので、取引相手が蒸発したりといったカウンターパーティー・リスクが存在しないのです。
こういった理由から仮想通貨を増やすことを目的とした投資であれば特にリスクも存在しないので、投資先に選択する投資家も少なくありません。
要するに、仮想通貨に投資をする際は予め目的を明確に決めておくことが何よりも重要になります。
今後仮想通貨での生活を考えている方が果たしてどのくらい居るかかは分かりませんが、そういう方はまず「仮想通貨とはどういうものか」といった知識を正確に身に付けることが大切です。
まぁ個人的には、仮想通貨に投資する際のカウンターパーティー・リスクを考えると、そこまで魅力を感じるわけではないので、既に皆様が実践されているFXか株式投資といった信用取引を推奨しますね…。
とはいえ今回のコラム記事を読んで仮想通貨に興味を抱く方は決して少なくないと思います。
そういった方は今のうちから仮想通貨に関する知識を養っておくことで、投資家としての幅を広げられるのは間違いありませんね。
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