マイキー田中の24FX(トゥエンティーフォーFX)を検証レビュー
初日から利益を狙えると謳う24FX(トゥエンティーフォーFX)
当初は取り上げる予定はありませんでしたが、ここ最近24FX(トゥエンティーフォーFX)の検証依頼が立て続けに届いているので検証してみることにしました。
講師はマイキー田中氏という人物で、業界初登場でしょうか?
私は彼の名前を聞くのは初めてです。
そんなマイキー田中氏の24FX(トゥエンティーフォーFX)の公式オファーページでは「24時間いつでもどこでも好きな時に利益が狙える」「“今日中”に稼げる」「このマニュアルに書かれてある通りに真似をしてください。そうすればFXで稼げます。」「どっちに動こうが利益を取ります。」など魅力的な文言がいくつも掲載されています。
また24FX(トゥエンティーフォーFX)の大きな特徴はローソク足を使用しないという点にあります。
マイキー田中氏は「ローソク足を見てもトレードに勝てない」と、なかなか過激な発言をしていますが、そんなことはありませんのであしからず。
単純にローソク足でのトレードでマイキー田中氏が結果を出せなかっただけでしょうし、世の中にはローソク足を使ったトレードで利益を出しているプロトレーダーは巨万といます。
ちなみに24FX(トゥエンティーフォーFX)は、販売開始当初結構な勢いで売れていたようです。
インフォトップの売れ筋商材ランキングでも上位に食い込んでましたし、それなりの数の参加者が募っていることでしょう。
私が知る限りでは、24FX(トゥエンティーフォーFX)は当初29,800円で販売しており、先行期間が終了次第値上げすると謳っていましたので、恐らく“先行価格のお得なうちに買っておこう”という方が申し込み殺到したのではないかと思います。
果たして「ローソク足を使わなくても、誰でも簡単に稼げる」と断言するマイキー田中氏の24FX(トゥエンティーフォーFX)は、購入するに値する商材なのでしょうか?
前置きが長くなってしまいましたが、そろろ本題のレビューに入りたいと思います。
■24FX(トゥエンティーフォーFX) 公式オファーページはこちら
24FX(トゥエンティーフォーFX)ロジック検証
24FX(トゥエンティーフォーFX)を一言でいうと、順張り、逆張り対応のスキャルピング裁量手法です。
使用する時間足は1時間足、15分足、5分足、1分足で、推奨通貨ペアはドル円、ユーロドル、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、豪ドル。
メインとなる手法は、トレンドフォローの「Tトレード」、レンジでの逆張り手法「Rトレード」、リスクヘッジロジックとしてマイキー田中氏が考案した「マイキーゲール」といった3つのロジックが用意されています。
各手法ロジックに関する説明はオファーページ上ではほとんどされていないため、
具体的にどういったロジックなのか判断することはできませんが、
Tトレード = 「押し目」「戻り」を狙うトレンドフォロー
Rトレード = レンジ相場の「上限」「下限」を背にした逆張り手法
これが24FX(トゥエンティーフォーFX)の基本のトレードロジックだと思われます。
その上でトレードルールが体系化されており、以下の3つのステップでトレードを完結できると謳われています。
エントリーポイントや利確ポイントも明確に提示しているということなので、それが事実であればルールに従って機械的なトレードを繰り替えすだけの非常にシンプルな手法に仕上がっているのではないかと思います。
もしそうであれればFX初心者の方でも比較的実践しやすいでしょうね。
ただ1点、私が気になったのはリスクヘッジロジックの「マイキーゲール」です。
ネーミングからして既にアレですが、おそらくこれはナンピン、もしくはマーチンゲールのいづれかがベースになっているロジックではないかと思います。
ナンピンもマーチンゲールも基本的な考え方は同じで、
持ったポジションに含み損が発生した場合、そのポジションと同じ方向にさらにポジションを追加することで、ポジションの平均取得価格を抑えること狙う手法
です。
追加ポジションを持った後にレートが反対方向に動けば損失を相殺、もしくは利益に持っていけるというメリットがありますが、当然ながらポジションサイズが拡大してしまうため、予想どおりにレートが動かなければさらに大きな損失を被ることになります。
特にマーチンゲールの場合は追加するポジションを倍加してくため、ナンピンよりもリターンは大きくなりますが、同時に損失も大きくなるというリスクを伴います。
マイキー田中氏の言うマイキーゲールという手法が、ナンピン、マーチンゲールをベースにしたものであるという決定的な証拠はありませんが、オファーページの「負けをなかったことにしてしまうリカバリー手法」というマイキー田中氏の発言を見れは、その可能性は濃厚なのではないかと思います。
オファーページ上では開示されている情報が少なすぎるため何とも言えない部分ではありますが、それなりのリスクを覚悟する必要がありそうな手法ですね。
なぜかリアルな実績を開示しないマイキー田中
24FX(トゥエンティーフォーFX)のオファーページをご覧いただければわかると思いますが、マイキー田中氏は自身の運用実績を一切開示していません。
その代わりなのかは知りませんが、複数の実践モニターの実績がこれでもかというくらい掲載されています。
こちらのモニターの実績データを見る限りでは、取引口座のキャプチャ画像をそのまま使用しているようですから、信用度という点は比較的高そうです。
ただこれだけ簡単に「稼げる、稼げる」と豪語しているのだから自分の実績も開示するべきではないか?と思うのは私だけではないと思います。
先の話にもつながりますが、手法に関する説明も非常に少なく、マイキー田中氏の実績も開示されていない…正直不親切なオファーページと取られても仕方ないと思います。
さらに言えば、マイキー田中氏がニューヨークを旅していたときに、たまたま同じ宿だったという4人の若者の実績が開示されていますが、この4人の若者はスターバックスに行くお金すらなかったということなのに、どうしてFXで運用することができたのでしょうか?
中でも有馬さんという方は40Lotでの運用となっています。
一体どういうことなんでしょうか。苦笑
このデータは他者が運用したものであるか、それとも4人の若者が貧乏であるというのが嘘なのか、その真相は定かではありませんが明らかにつじつまが合っていないことだけは確かです。
最後にもう一点だけ付け加えておきますが、24FX(トゥエンティーフォーFX)では全額返金保証が設けられています。
返金保証があるから、もし勝てなくても安心!などと思ってはいけません。
24FX(トゥエンティーフォーFX)の返金保証は内容は以下の通りです。
【返金対象の条件について】
メールサポートを2回以上実施し、当テキストの内容に沿ったFXトレードを90日間実践したにも関わらず、1円の利益を得られなかった場合は、メールにてその旨をご連絡ください。テキストご購入時の金額を全額返金いたします。またその間にどのようなFXトレードを行ったかについて売買履歴をご提出いただくことが前提となります。
つまり実際に90日間運用し、プラスにならなければ返金しますよというものです。
正直90日間の実践が返金のボーダーラインというのは長すぎるのではないでしょうか?
もしも24FX(トゥエンティーフォーFX)の手法が、私の読み通りナンピン、マーチンゲールをベースにしたものであれば90日間運用し続けるというのはリターンよりもリスクのほうが大きいことはいうまでもありません。
最悪資産を全額失ってしまったとして、たかだか数万円のマニュアル代金を返金されても割りにあいませんよね…。汗
明確な情報が少ないので「買わないほうがいい」と断言することはできませんが、個人的にはお世辞でもおすすめできる商材ではありませんね。
■24FX(トゥエンティーフォーFX) 公式オファーページはこちら
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