海外株 世界投資家育成プロジェクトを検証レビュー
3ヶ月で資金を倍にする海外株投資手法?
今回検証を行うのは、ヘッジファンドバンキング株式会社でアナリストを務める志村暢彦氏と山崎毅氏が講師を務める高額スクール「海外株 世界投資家育成プロジェクト」です。
販売業者は株式会社ヒトリメシサポート。
募集期間が僅か9日間(11月20~28日)と非常に短期なこともあってか、当暴露ブログ読者様から「海外株 世界投資家育成プロジェクトに参加すべきでしょうか?」との問い合わせをいくつか頂いてますので、レビューしてみることにしました。
当暴露ブログで志村暢彦氏のオファーを取り上げるのは今回が初めてですが、山崎毅氏の千里眼FX バックパッカートレーダーズアカデミーについては以前検証を行いました。
今回の海外株 世界投資家育成プロジェクトでは、世界中から割安株をかき集め自動で抽出された銘柄を売買するだけで、3ヶ月で資金を倍にすることが可能だと謳われています。
特に投資初心者にとって海外株式投資はほとんど馴染みがないと思いますが、世界中の企業情報を入手しながら海外銘柄でのトレードが可能なため、海外株をメインにしているトレーダーは少なくありません。
もちろん世界中には急成長を遂げている企業も数多く存在するので、十分な情報を元にトレードできればそれなりに大きな利益を得られることは言うまでもありません。
まぁ、それが出来ないからみんな苦労するんですけんどね…苦笑
今回のオファーでは「とあるツール」を用いて世界中の銘柄から値上がりしやすい銘柄を抽出し、その情報通りにトレードするだけで資金を倍に増やせるとのことですが、果たして海外株 世界投資家育成プロジェクトのオファーページで謳われていることは事実なのでしょうか?
講師の志村暢彦氏、山崎毅氏の2名とも、それなりにネームバリューのあるトレーダーということもあってか、現時点で海外株 世界投資家育成プロジェクトへの参加を検討している方が少なくないようですね。
■海外株 世界投資家育成プロジェクト 公式オファーページはこちら
世界中の10,000銘柄の中から30銘柄に絞り込めるスクリーニングツール
海外株 世界投資家育成プロジェクトでは1週間に1回のペースで「スクリーニング」を行って優良銘柄を選定し、中長期投資(インベストメント)とデイトレード(トレーディング)という2つのトレード手法を繰り返すことで、1銘柄につき1~3ヶ月で10%の値上がりを期待できるとのことです。
スクリーニングというのは、直訳すると「選択」や「選定」という意味になります。
そしてスクリーニングの際には「バブル株抽出ツール(通称:スクリーニングツール)」というオリジナルのツールを用い、世界中の10,000銘柄の中から最も値上がりしやすい銘柄を30種類選定することが可能だと謳われています。
基本的にはツールにより選定した銘柄を適切なタイミングで売買するだけとなっており、チャートを確認せずとも1回につき1分程度でトレードが完結するということですが、この辺は参考程度に考えておいたほうがいいでしょう。
スクリーニングの方法はオファーページ内に掲載されている動画で説明されているので、興味がある方は一度ご覧になってみると良いかも知れません。
動画でのスクリーニング解説では銘柄ごとに数字が数多く並んでいるので、初心者の方には見づらいと感じる方がいるかも知れませんが、過去の価格より高いか安いかなどの条件で銘柄を選定するため、作業に慣れてしまえばそれほど苦になる作業ではないでしょう。
世界中のマーケットをひたすら確認するのは非常に骨の折れる作業なので、スクリーニングツールを使用することで銘柄選定の時間を短縮できるのは大きなメリットだと言えます。
しかしいくら簡単に銘柄を選定できるとしても、選定した銘柄が本当に上昇するかわかりませんし、オファーページではツールを使って運用したという、肝心のトレード実績が掲載されていないため、現時点ではスクリーニングツールの優位性を判断することはできません。
さらに言えばトレード方法についても中長期投資(インベストメント)とデイトレード(トレーディング)としか記載されておらず、具体的なトレードルールについては一切明かされていません。
スクリーニングツール自体は扱いやすそうですが、トレードルールに関してもツールに関しても、優位性を判断する判断材料が掲載されていない以上、何とも言えないのが正直なところですね。
海外株 世界投資家育成プロジェクト講師2名の経歴をレビュー
次に海外株 世界投資家育成プロジェクトの講師である志村暢彦氏と山崎毅氏の経歴について見ていきたいと思います。
志村暢彦氏は全国信用金庫連合会(現在の信金中央金庫)に入社後、ニッセイアセットマネジメント社・シュローダー・インベスト・マネジメント社でファンドマネージャーを務め、独立後は当時培ったノウハウを元に個人や中小企業を相手に長期資産運用サポートを行っているそうです。
方や山崎毅氏は、日本初の独立系投資信託会社である「さわかみ投信」を経て専業トレーダーとして独立し、翌年の2010年からバックパッカートレーダーズプロジェクトを敢行したとのことです。
更に現在では計9つの海外ファンドで最高運用責任者兼ファンドマネ―ジャーという輝かしい経歴を持っています。
志村暢彦氏も山崎毅氏も投資専門雑誌で度々特集を組まれ投資商材業界でもそこそこ著名なので、今回のオファーでいい加減な手法を公開しているとは思えませんが、やはり手法に関して開示されている情報が少なすぎるのが気になりますね。
ちなみに志村暢彦氏と山崎毅氏は昨年11月に、「錬金術マスターアカデミー」という高額塾の募集を合同で募っていたようです。
つまり今回の海外株 世界投資家育成プロジェクトは、志村暢彦氏と山崎毅氏のタッグで主催する2回目の高額オファーということになりますね。
しかし錬金術マスターアカデミーの評判はお世辞でも良いとは言えず、実際に参加した方の中で結果を出せている方はほとんど出ていないようです。
私自身、錬金術マスターアカデミーに参加したわけではないので何とも言えない部分はありますが、昨年のオファー公開からほぼ丸々1年が経過していることを考えると、参加者からの口コミがいくつか挙がっていても不思議ではありませんからね。
その上で良い評判が上がっていないことを考えると、錬金術マスターアカデミーは塾としては失敗だったと言えるのではないでしょうか。
そういった経緯を踏まえて考えれば、海外株 世界投資家育成プロジェクトの期待値がどれだけのものかは、比較的イメージしやすいのではないかと思います。
確かに志村暢彦氏と山崎毅氏の両名は、トレーダーとしての経歴はそれなりに評価することができますが、講師としてはイマイチなのではないかと思います。
スポーツに例えるのであれば、優れたプレーヤーが必ずしも優れたコーチになれるとは限らないということですね。
その逆もまたしかりです。
まぁちょっと話が脱線してしまいましたが、志村暢彦氏と山崎毅氏両名によるこれまでのオファーの評判、今回のオファーでは明確な実績が開示されていない点などから考慮すると、海外株 世界投資家育成プロジェクトへの参加価値はそこまで高いとは思えません。
冒頭でもお話ししたように募集期間が僅か9日間(11月20~28日)のみということで、焦って参加を決断してしまった方もいらっしゃるかとは思いますが、これから参加しようと考えていた方は一旦立ち止まって冷静に考え直してみることをおすすめします。
■海外株 世界投資家育成プロジェクト 公式オファーページはこちら
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