渡秀明 FXスキャレーダーを検証レビュー
渡秀明のFXスキャレーダーを検証レビュー
本日検証レビューを行うのは、株式会社アイプロダクションによるFXプロトレーダーHIDEこと渡秀明氏が講師を務める最新FX商材、FXスキャレーダーです。
当暴露ブログで渡秀明氏(HIDE)のオファーを取り上げるのは今回が初めてですが、渡秀明氏(HIDE)はこれまでいくつかのFX商材をリリースしています。
といっても、これまで販売してきた商材は、どれもあまり評判がよくなく、ネット上の口コミや掲示板等では、あまり良い評判が見受けられないという状況となっています。
そんな渡秀明氏(HIDE)がこれまで販売してきた商材は以下の通り。
HIDEが教えるFX錬金術
FX最強ツール FXトレンドレーダー
「HIDEが教えるFX錬金術」は月足~15分足まで順を追って分析する裁量手法で、
「FX最強ツール FXトレンドレーダー」は15分足をベースとしたサインツール手法。
渡秀明氏の手法は、これまでもスキャル~デイトレ専用のものが多く、今回のFXスキャレーダーは5分足のスキャルピングに特化したものとなっています。
一部ではあまり良い噂がない渡秀明氏(HIDE)ですが、彼のファンだというトレーダーがいるのもまた事実。
販売開始からすでにインフォトップの売れ筋ランキングで、上位をキープしていますので、それなりの数の参加者が出ていることは間違いないでしょう。
良くも悪くも商材販売者、トレーダーとしての知名度がそこそこ高い渡秀明氏(HIDE)の新商材、FXスキャレーダーを購入するべきか否か、以下より具体的に検証していきたいと思います。
FXスキャレーダーのロジックをレビュー
FXスキャレーダーは、5分足スキャルピング専用のサインツールによるシストレ手法となっており、レンジの切り替えしを狙っていくちょっと珍しい手法です。
スキャルピングツールといえば、トレンドフォローに特化した物が多く、レンジ相場を狙うツールはあまり出回っていません。
今回のFXスキャレーダーの人気の理由はこういったところにもあるのかもしれませんね。
その上でFXスキャレーダーでは、「ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル/ドル」の7通貨ペアが推奨されており、「勝率8~9割」、1日の間のエントリーチャンスは「約90回程度」ということです。
基本的にはツールのサインに従ったトレードでも、十分に利益を狙うことが可能ということですが、裁量を加えることによってアレンジを加えることも可能とのこと。
この辺の具体的なノウハウまで彼が指導してくれるかわかりませんが、比較的自由度は高そうですが、逆を言えば「曖昧な部分が多い可能性がある」とも言えるわけです。
事実、渡秀明氏(HIDE)がこれまで販売してきた商材は、曖昧な説明や不透明な点が多いという口コミも少なく、この曖昧さを「自由度の高さ」という魅せ方でカバーしているのでは?という可能性は否めないということです。
まぁ実際に参加してみないとなんとも言えないんですが、彼の手法に関しては、あまり最初から大きく期待しないでおいたほうがいいということですね。
若干話が逸れてしまいましたので、手法の話題に戻したいと思います。
FXスキャレーダーではサインツールに従ってトレードしていきますが、トレードルールはシンプルな3つのステップをこなすだけでOKとのことです。
ステップ1
スキマ時間にチャートを確認&エントリーチャンスを見つける
ステップ2
エントリー時に利益確定と損切は、指値と逆指値を設定して自動化
ステップ3
自動で決済されるのを待つのみ
非常にシンプルです。
裁量を加えるとなると話は変わってくるでしょうが、サインに従ってトレードするだけなら、初心者の方でも無理なく取り組むことができるでしょう。
そしてFXスキャレーダーでもう一点注目したいのは、渡秀明氏(HIDE)の素晴らしい実績です。
FXスキャレーダーのオファーページでは2016年1月~12月までの間に、6つの通貨ペアで運用した結果を掲載しています。
この1年間の間に10ロット計算で42,749pips、4274万9千円の利益を得たとありますが、トレードの詳細はどこにも公開されていません。
つまり信ぴょう性の面で考えると、全く参考にならないデータであると言えるわけです。
本当に年間で4千万以上の収益を得ているのであれば、もう少し信ぴょう性の高いデータを開示してほしいものですね…。
渡秀明には要注意?
FXスキャレーダーの販売元は渡秀明氏(HIDE)が代表を務める株式会社アイプロダクションですが、以前までは「株式会社フロンティア」という会社の代表を務めていたことはご存知でしょうか?
現在は株式会社アイプロダクション名義に変更されていますが、「HIDEが教えるFX錬金術」が販売された当初は、販売会社は株式会社フロンティアでした。
現在は株式会社フロンティアを潰して、株式会社アイプロダクションを新たに立ち上げ、商材の販売と運営を行っているということですね。
ではなぜこのような状況になってるのか?
そもそも株式会社フロンティアは、投資助言代理業に登録済みの金融商品取引業者でした。
しかし当時、投資顧問契約を交わした個人投資家との間でトラブルがあり、その顧客が消費者センターへ仲裁依頼を出しているという経緯があります。
その概要を簡単にまとめてみました。
依頼主は株式会社フロンティアと投資顧問契約を結び、会費として105万円を支払い、FXの運用資金として62万円を取引口座へ入金した。
依頼主は10日後には運用資金の全てを失い、その責任として株式会社フロンティアへ会費と運用資金の返還を求めた。
この返還請求に対して株式会社フロンティアは、資金返還の代わりに「新しい自動売買システムを提供するので、その利益で返還するように努力をする」と回答。
その提案に応じた依頼者は、新たに提供されたシステムで2万5000円の資金で運用を開始したが、その資金までも失った。
依頼者は国民生活センターのADR制度を利用し、株式会社フロンティアから投資顧問費用の105万円と合計の運用資金、システム利用料の合計167万円の返還を請求した。
ちなみにこの概要は国民生活センターの報道発表資料をまとめたもので、双方納得の上での資料ではなく、あくまでも依頼主からの一方的な話により作成された資料ということです。
さらに最終的には株式会社フロンティアが話し合いに応じなかったため、この仲裁は失敗い終わっているということで、事の事実は不明ですが、実際にこの個人投資家が大きな損失を被ったということは事実と見てよいのではないかと思います。
もちろん投資ですから100%勝てるわけではありませんし、サービスを利用する側もこういったリスクがあることを理解した上で、業者と契約を結ぶ必要があります。
株式会社フロンティア(渡秀明氏)がどこまで誠実な対応を行ったかもわかりませんし、この投資家の意見もちょっと無理があるのではないかと思いますが、それでも過去い顧客間でこういったトラブルが発生しているという事実を考えると、渡秀明氏(HIDE)のオファーへ参加するのは躊躇してしまいますよね。
まぁここで取り上げた過去のトラブルに関しても、参考程度にみてもらえればと思いますが、これまでの渡秀明氏(HIDE)の過去商材の評判や、信ぴょう性の高いデータを開示していないところを見ると、FXスキャレーダーも安定運用ができるという期待は薄いのではないかと思います。
冒頭でもお話ししましたが、FXスキャレーダーはインフォトップでもなかなか需要が高いようですが、これから購入を検討している方はこういった点まで考慮した上で、本当に購入するべきかよく検討してもらえればと思います。
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