1秒スキャルFXを検証レビュー
1秒スキャルFXを検証レビュー
本日検証レビューを行うのはクロスリテイリング株式会社、マックス岩本(MAX岩本)氏による1秒スキャルFXです。
昨年からかなりのハイペースでFX商材をリリースしているクロスリテイリング株式会社ですが、ほぼ1ヶ月、もしくは2ヶ月というスパンで新商材を発表していますね。
まぁ、クロスリテイリング株式会社には多くの講師が在籍していますのでそうなるのも仕方ないのかもしれませんが、せっかく一つの商材を購入しても、翌月にはまた新しい商材が販売されるとなると購入者としてはどれを買ったらいいんだろうかと迷ってしまう方もいるかもしれませんね。
しかもどの商材も年収数千万や億を稼げるなど、現実離れした数字を謳っているものばかりですし、特に初心者の方などは謳い文句に踊らされてしまうということも少なくないかと思います。
今回の1秒スキャルFXでも「わずか1秒たった2つの色を見るだけ」「瞬きするように3万円、5万円、10万円の利益」「誰もがゼロから年収5000万円」など、如何にも簡単に誰でも稼げるような謳い文句が掲載されています。
クロスリテイリング株式会社のオファーには、こういった高い成績を謳っているわりにはリアルな実績データを公開しないという特徴がありますが、今回の1秒スキャルFXのオファーページではこの手法で運用したとされる実績データが掲載されています。
これによれば1ヶ月の運用で約450万円の利益を得ているとのことです。
とは言っても、公開されている実績データの運用期間は2017年11月のたった1ヶ月分だけ。
言うまでもありませんが、1ヶ月分だけのデータ開示ではあまり参考にはなりません。
今回公開されている運用期間の前後でも同じ結果を出せているかはわかりませんので、月間400~500万円稼げるというのであれば、もうすこし長期スパンでの平均的なデータを公開するべきでしょう。
また、年換算で10,000pips以上の利益を得ているとのことですが、これに関しては裏付けとなるデータは公開されていません。
さらにFX初心者が1日10分間、1秒スキャルFXで運用したとされるデータも掲載されていますが、これもただ収益結果をテキストで記載しているだけですので、何の参考にもならないと言わざるを得ません。
冒頭から若干否定的な見解となってしまいましたが、やはりこれだけの数字や成績を謳うのであれば、信ぴょう性のあるデータを開示するべきですし、逆に本当に勝てているのであれば実績データを公開できない理由がわかりません。
そういった点も含め、1秒スキャルFXを購入する価値があるかどうか検証に入っていきたいと思います。
マックス岩本(MAX岩本)の1秒スキャルFXの手法とロジックを検証
1秒スキャルFXのロジックは5分足のスキャルピング手法で、ロジックはトレンドフォロードテン売買。
オファーページによれば、専用のインジケーターを使用して色の違いでエントリー~決済を1秒間で判断できるとのことで、1秒スキャルFXで使用するインジケーターは3つ。
1つは平均足スムーズドのパラメータに手を加えてアレンジした、マックス・アベレージ・キャンドルというインジケーターです。
このようにラインの色の変化を見るだけというシンプルなインジケーターで、上昇トレンドの場合はオレンジ色のライン、下降トレンドの場合は緑色のライン表示となります。
緑からオレンジに変わった場合は買いエントリー、オレンジから緑に変わった場合は売りエントリーとなり、買いエントリーであればオレンジから緑に変わったところで決済、売りエントリーであれば緑からオレンジに変わったところで決済となります。
ひと目でトレンドを判断できるほどシンプルなツールですが、平均足スムーズドはインジケーターの特性上、どうしても遅行してしまう特徴があるため、ラインの色の変化だけでエントリー~決済までの決定的な根拠として使用するのには向いていないように思いますし、このツールだけで勝ち続けるというのは現実的ではないように思います。
次に1秒スキャルFXで使用するインジケーターは、通貨の強弱を視覚的に判断することができるマックス・ジャッチメントという環境認識ツール。
1秒スキャルFXで推奨される通貨は米ドル、円、ユーロ、ポンド、豪ドル、カナダドルの6通貨で、これらの通貨の組み合わせから15通貨ペアでの運用が推奨されています。
マックス・ジャッチメントではこの6つの通貨の強弱を表示しており、左の通貨程買われており、右の通貨ほど売られていることを示しており、下に行くほど目先の小さな時間軸での通貨の強弱が確認できるとのこと。
このように一覧表で通貨の強弱を確認できるのは良いですね。
ひと目でどの通貨ペアで運用するべきが判断できるのでトレードに重宝することは間違いないでしょう。
ちなみにマックス・アベレージ・キャンドルとは趣向はことなりますが、無料で環境認識が行えるサイト等もありますので参考までに掲載しておきます。
そして最後の3つ目のインジケーターはボリンジャーバンドへ手を加えたマックス・シングル・ボリンジャーというインジケーター。
使用方法としては本来のボリンジャーバンドと同じですが、表示されるバンドは「±2σ」のみとなっています。
上昇トレンドの場合に「-2σ」、下降トレンドの場合に「+2σ」が表示され、アベレージ・キャンドルが「±2σ」へタッチしたところで明確なトレンドの転換を判断し、ブレイクアウトのポイントを探る目的で使用されています。
「色を見分けるだけで1秒で判断」…ちょっとそれは言い過ぎかなと思いますが、確かにひと目でトレンドが判断できますし、エントリーから決済まで視覚的なストレスがなく運用できそうです。
通貨の強弱を判断するマックス・ジャッチメントもわかりやすいですし、テクニカル好きな方には魅力的なFX商材に仕上がっていと思います。
ボラティリティの大きな通貨で、トレンドの転換を狙う手法ですから、明確なトレンドが発生している場合には面白いように勝てるはずです。
ただロジックやインジケーターの趣向を考えると、レンジ相場では苦戦を強いられることは確実でしょうし、方向性のない相場ではダマシの連発、往復ビンタを食らってしまう可能性も高いです。
この辺の回避というか、有効な対処法がどうなっているのか気になるところですね。
謳い文句を期待せずに、テクニカルの検証目的なら購入してみてもいいだろう
1秒スキャルFXの評価は早くも賛否分かれているようですが、個人的にはそこまで悪い商材ではないと考えています。
確かにオファーページではリアルな実績データ公開されていない中で、「年間10000pipsの利益」「1ヶ月で400~500万円の利益」「年収5000万円稼げる」など根拠のない数字が並べられていますが、そこに期待するのではなく、単純にマックス岩本氏のスキャルピングロジックを学び、カスタムインジケーターを検証するという目的であれば購入してみる価値はあるはずです。
ロジックもインジケーターも王道的ですし、理に適っていますし論理的に否定のしようがありません。
そういう意味で考えれば、自身のスキルアップのために“検証目的”で購入するのであれば損のない買い物と言えます。
私自身が購入するかどうかと聞かれると微妙ですが(苦笑)、人によっては勉強になる点は多いでしょうし、購入を検討している方は諸々を天秤にかけた上で、自分とって買う価値のある商材かどうかを冷静に見極めることをおすすめします。
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